マギ シンドバッドの冒険2巻とキャラクター大図鑑サディーク

先回本編20巻の感想を上げましたので今回は同時発売だった残り2冊の感想を書きたいと思います。

2巻はバアル攻略からイムチャックまで。ヒナホホさん登場、そしてチラッとジャーファル登場です。正直裏サンデーで追っかけていたため特に目新しい事はないのですが、この巻は私がシンドバッドの冒険を購入したきっかけとなる、バアル攻略時のドラコーンの話が載っているんですよね。


前の感想にも書いた気がするけど、ドラコーンが本当に切ないのよ…。ボロボロになってもセレンのために立ち上がるドラコーンが本当にかっこいい、そして切ない。そしていつもは男っぽいセレンも婚約のときにジュニアに見せる顔が乙女っぽくて…!涙すら浮かべててこの2人の報われない恋愛が個人的にかなり来ました。
結局はシンドバッドがバアルを手に入れたけど私はドラコーンを応援したかったな…。


ドラコーンの眷属はピアスであることがサディークで明らかになりました。剣じゃなくてピアスなのは何か理由があるのかな?今後そこら辺の話も出てきてほしいなぁ。


あと印象的だったのはヒナホホさんですかねー。本編と同一人物とは思えないヘタレキャラ。イムチャックという時点でヒナホホだろうと思ってたけど、成人の儀式で明らかになるまで確信がなかったですね。
個人的によかったのは成人の儀式。それまで暗かったヒナホホが前髪を上げ、凛々しく爽やかな姿はよてもよかったです。ピピリカが泣くのもなんか分かるv


つまらないわけじゃないんですが、今後も長く続くのであればもう少し話に深みやひねりが欲しいなぁと思うところ。まぁ私の場合は少しでもマギに関する情報が知りたいっていうのが一番の理由で実はシンドリア勢はそこまで好きじゃないっていうw


3巻は購入すると思うけど、正直DVDはいいかな…。セレンが少し気になるけど。



では!続きましてキャラクター大図鑑サディークです!


いやぁーこれは面白かったですね!
宣伝文句でも言ってるけど、マギの人気の根本はキャラですから!
実は前回の公式ガイドブックは未購入ですが(立ち読み程度で買う必要はないと判断した)、こっちはマギが好きなら買って損はないと思います。


特によかったのは各キャラのQ&Aと大高忍マル秘情報、そしてラストのロングインタビューですね。

シンドバッドの冒険2巻の巻末にもあったけど、キャラによって作品を描かせてもらっている、という言葉がなんか好きです。なんか本当にキャラが生き生きしてるなぁ、って思うんですよね。作者の思うように動かないってのがいい。なんかリアルに人格があって。モガメットはあんなに出さないつもりだったのに勝手にしゃべり始めたとか、面白いですねw 大高先生は本当にキャラに入り込んで描くようなのであんなに表情豊かで、キャラが生き生きしてるんだな、と感心です。カシムの感情を描くとき限界に来たとか、白龍のマイナス面の心情を描くと重くなるとかしっかりキャラの感情に向き合ってるのがさすが。今後もぜひ魅力あふれるキャラを生き生き描いて頂きたいですね!


今後のマギについては白龍とジュダルを掘り下げるようなので個人的に本当に楽しみなんですけど…!早く読みたい!恋愛も描くようですがこちらは楽しみ半分、怖い半分です…。恋愛は期待させといて読者に妄想させるような曖昧な表現のほうが嬉しい。特にアリババ、モルジアナ、白龍の三角関係ね。


と、ほぼ大高先生のロングインタビューの感想でしたw 内容も全然面白いですよ!てか情報量が多すぎてまだ細かいところまで読めてないw
てかまだ単行本未収録の内容がたくさん!トトとオルバが付き合うとかアリババの眷属になるなんて知らないから!
あとカシムもちゃんと紹介して欲しかったなー。かなり大事なキャラだと思うのに1ページにも満たない扱いなんて…。バルバッド篇なんてもう古い???


ユナンの弱点が日光w やはりあなたは引きこもり症なのねw