教育実習

やっと終わりました…もう実習終わってから2週間近く経ってますが。

とにかく大変でした。楽しかった分、辛かった。いやぁもう本当に頑張ったよ、自分。

中学生に公民を教えてきました。最初の一週間は指導教授の後ろにくっ付いて先生の授業を観察しましたが、2週目からはもちろん自分が教壇に立って授業を展開。2週目から一気に辛くなりましたね。っていうかただたんに自分が準備をしっかりしてないため、授業準備が追い付かず。教材研究ばっかりしていました。まさにダメな教育実習生の典型例です。

いやぁ、先生ってやっぱり頭良くないと駄目ね。子供に対する愛情と熱意だけでは先生になれない、やはり知識も技術も必要だと実感。

塾講師や家庭教師のアルバイトはしたことがなかったため、初めて教壇で実習した際は超緊張しました。授業直前は「頑張れ自分!絶対大丈夫!当たって砕けろ!」と自分に言い聞かせてました(笑)

ある程度数をこなすと人前で話すことにも慣れて、堂々と語れるようになりました。けれどやはり教材研究が足らず、指導教授や社会科の先生方には多くのご指摘が。授業を組み立てるのはこんなに難しいんだと感じました。しかも私の実習校はかなりの進学校だったため、中学生でも高校生に近い内容を教えます。ますます教材研究の必要性が…。

救いだったのは同じ実習生と指導教授です。今回は実習生が10人以上いてみんな同級生か一浪した先輩なので高校時代の話で盛り上がりました。実習生控室は居心地がよかった(オイ)。私のクラスはいませんでしたがみんなで良い授業にするために話したり、先生やクラスの話をしたり、苦楽と共にした仲間です。

指導教授は私が高校生の時に政治経済を教えていた先生で、厳しくもあり優しい先生でした。しかもかなり忙しい様子でよく緊急会議が入り、打ち合わせが伸びたり中止になったり。実習生控室によく電話がかかってきてスケジュールの変更が多々ありました。お忙しい中こんな実習生ですいませんって感じでした。教材研究がなかなか進まない私を見守りながら導いてくれました。指導教授には本当に頭があがりません。生徒に対する愛情や授業の熱意にも尊敬。こんなにいい先生が指導教授で私は運が良かった、と思いました。他の実習生では指導教授との関係がうまくいかず、泣きそうになりながら実習している子もいたので、私は恵まれているな、と思いました。

本当に大変だったけど、いい思い出になりました!
先生にはならず内定先に進むけど。感謝です!