Book Review3 『蹴りたい背中』

蹴りたい背中綿矢りさ 河出書房新社

ちょっと古いですが2001年に19歳で芥川賞受賞の綿矢りさの2作目。受験時代に解いたセンター試験の問題集の中に問題として出されいて、印象深かった本なのでちょっと読んでみようと思いました。

学校集団の中での孤独さが痛いぐらいに描かれています。本当に読んでいてこちらもいたたまれないような、寂しさ。それを強がっている主人公がますますかわいそうで読んでいて苦しい作品でした。高校時代、集団になじめなくて、とても苦しい思いをした事を思い出しました。

Reviewと言っても感動してないし、正直好きな本でもないし、高校時代の孤独を思い出したくないので、あんまり書くことがない(笑)
今は川端康成の『雪国』を読んでます。表紙が綺麗で買ってしまいました(笑)
古典は良書が多いらしいので、今はたくさんの本を多読しながら、知識とともに自分の世界を広げて、お気に入りの本を見つけられたらと思います。

話変わるけど、バグマンはいいですね!
中学生が夢を追いかける純粋さがいいです。明るい作品ですね。ちょっと理想的すぎるけど。マンガを買う余裕はないので、NHKのアニメを見ていこうと思います。

蹴りたい背中 (河出文庫)

蹴りたい背中 (河出文庫)